Angel Beats!を出発点として観る「戦姫絶唱シンフォギア」 - りきおの雑記・ブログ
Angel Beats!といえば、シナリオは色々と言われていますが、音楽に関しては昨年のどのアニメの音楽CDの売り上げをも遥かに上回る凄いセールスを挙げたことは記憶に新しいのではないでしょうか? 昨年大ヒットしたまどか☆マギカの主題歌「コネクト」と劇中歌CDの3作が同じような売り上げだったと書くとその凄さがわかると思います。主題歌だった「My Soul,Your Beats!/Brave Song」は日本レコード協会のゴールド認定をされており、累計では30万枚を達成したことにもなります。10万枚売り上げるのも至難の業なのに30万枚は、今のアニソンというか音楽業界でもなかなか難しいことだろうと思います(AKBとかジャニーズとか除く)。
売り上げだけではなく楽曲そのものの評価も高く、サントラも年末に出た劇中バンド「ガルデモ」によるシングルも数万枚売り上げるなどその人気は維持されたままプロジェクト自体は終了しました。劇中歌もそうですが主題歌も、それほど流れてはいないんですよね。主題歌飛ばしは終盤に行くにつれて多くなってましたし、劇中歌CDも最初の方は割と流していたのに最後は練習で音出ししてただけの曲がシングルとして出たりという具合でしたが。
個人的に凄くポイントだと思うのが、物語と音楽を同じ人が作り出していた、という部分なのではないかと考えています。Angel Beats!は世界観設定から全話脚本まで麻枝氏が手がけていたわけですが、同時にそれを彩る主題歌も劇中歌も手がけていたわけです。Angel Beats!の音楽が評価されているのは、物語と歌とが非常に近い距離というか一緒になっているところだったのではないでしょうか。普通のアニメだと、シナリオと音楽は当然分業化されているわけです。シナリオにも音楽にもそれぞれ専門家がいるわけですからね。それに、普通のシナリオライターでは音楽制作など出来ませんし(やれて歌詞くらい)、逆に作曲家がシナリオを書くというのもあまりありません。麻枝氏はライターが本業で音楽はサブ……というわけでもないのですがアニメやる前から既に両立させていたかなり珍しいクリエイターと言えるでしょう。