「少年ジャンプ」との確執も、全部書いた…ゆでたまご著「生たまご」:読書:スポーツ報知
「おまえら、最近つまんねえんだよ」とファンから頭をたたかれ、「キン肉マン? いりませんよ」と売り込みを断られたりもした。週刊誌からの「あの人は今」的な取材に見えを張って反発したものの、自殺寸前にまで追い込まれたという。
「自分では決してスランプではないと思っていた。すべて集英社が悪いんや、派閥の抗争に巻き込まれただけなんや、と。でも、この本で全部出した方がいいんちゃうと、いろいろ考えて書いてみたら、やっぱりスランプだった。今、初めて認めますよ」
作・画を分担している漫画家は、人気が出てアニメ化、グッズ化されると、権利の分配でもめて、けんか別れするケースがよくある。「お金は怖い。僕らはデビューしたときから、お金は折半。グッズもすべて五分五分ですよ。今でも相方は『こないだの分、多く入ってたから』って現金で返してくるんですよ」ゆでたまごの友情パワーはお金で崩れなかった。